【注意喚起】 NEC 「IP1D-CS-D」をご利用されている方はご注意ください(2022年問題)

総務省から、電波に関わる関連情報として「簡易無線局のデジタル化」が発表されました。

「簡易無線局のデジタル化」に伴い、350MHz、400MHz帯でアナログ方式の簡易無線局は2022年12月1日以降使用ができなくなるという事です。

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なぜデジタル化するの?

通信に使われる電波は、無限ではありません。限られた中で、様々な用途ごとに周波数が割り当てられ、使用しています。

デジタル化をする事で、チャンネル数を増やす事ができるので、アナログより多くの用途に電波を割り当てる事ができるようになります。

また、デジタルならではのクリアな音質が実現。

 

デジタル化により、問題となる商品

ここで、今回問題に当たる簡易無線局というのが、NECの【 IP1D-CS-D 】です。

その中でも、「IP1D-CS-D」は製造元が2種類あり、
【 日本電気会社製 】と【 NECインフロンティア株式会社製 】に分かれています。

「日本電気会社製」の場合、そのままで問題ありませんが、

「NECインフロンティア株式会社製」の場合、2022年12月1日以降は使用できなくなります。

対策としては、廃止するか、もしくはデジタル方式の簡易無線局に変更する必要があります。

 

確認方法

現在「IP1D-CS-D」をご利用されている方は、裏面の型番をご確認ください。

 

<日本電気会社製の場合>

問題なくお使いいただけます。

 

<NECインフロンティア会社製の場合>

2022年12月1日以降使用できなくなりますので、切り替えが必要になります。

 

「電波法」という法律があり、2022年12月1日以降にアナログの400MHz帯の簡易無線機を使用すると、処罰の対象となってしまいますので、注意が必要です。

 

デジタル化になるまではまだ数年ありますが、該当する方は徐々に切り替える準備をしていくと良いでしょう。