デジタル簡易無線の「免許」の申請方法は?「免許不要」で使う裏技も紹介!
デジタル簡易無線(デジタルかんいむせん)は、主に業務用として利用される無線通信システムの一つです。
日本では、デジタル簡易無線を使用するためには「簡易無線局の免許」が必要です。
このブログではデジタル簡易無線の免許取得について解説します!
さらに!どなたでも免許不要で使える方法があるのでその裏技もご紹介します!!
目次
免許の種類
デジタル簡易無線には「登録局」と「免許局」の2つの種類があります。それぞれの特徴と違いについて説明します。
デジタル簡易無線 (登録局)
デジタル簡易無線(登録局)は、申請手続きが比較的かんたんであり、以下のような特徴があります。
デジタル簡易無線(登録局) の特徴
周波数帯:主に351MHz帯を使用。
登録手続き:総務省への「登録」が必要。免許とは異なり、手続きが簡略化されている。
機器:総務省が認定した機器を使用する必要がある。
出力:最大5Wの送信出力が許可されている。
使用範囲:数キロメートルから数十キロメートル程度(使用環境による)。
利用者:主に業務用途や地域コミュニティでの利用が多い。
メリット
①手続きのハードルがやや低め
②免許の更新が不要
③たくさんのメーカーから選べる
デジタル簡易無線(免許局)
デジタル簡易無線(免許局)は、より広範な用途で利用され、特定の条件下での利用が求められます。
デジタル簡易無線 (免許局) の特徴
周波数帯:主に150MHz帯および400MHz帯を使用。
免許手続き:総務省からの「免許」が必要。手続きは登録局よりも複雑。
機器:総務省が認定した機器を使用する必要がある。
出力:最大5Wの送信出力が許可されている。
使用範囲:数キロメートルから数十キロメートル程度(使用環境による)。
利用者:業務用途が中心で、特定の条件や環境での利用が求められる。
メリット
①免許を取得することで、特定の周波数帯を独占的に使用できる場合がある。
②より広範な用途での利用が可能。
免許の取得手続き
簡易無線局の免許を取得するためには、以下の手続きが必要です。
①申請書の提出:総務省の地方総合通信局に対して、無線局の免許申請書を提出します。
②技術基準適合証明:使用する無線機が技術基準に適合していることを証明する必要があります。通常、メーカーが提供する適合証明書を提出します。
③免許料の支払い:免許申請には一定の手数料がかかります。手数料は無線局の種類や使用目的によって異なります。
④免許の交付:申請が受理され、審査が完了すると、無線局の免許が交付されます。
免許の有効期間と更新
デジタル簡易無線(登録局) の免許と更新
デジタル簡易無線(登録局)については、免許の更新は不要です。(そもそも免許不要)
ただし、登録局としての登録は必要であり、その登録には有効期限があります。
具体的には、登録の有効期間は5年間です。この期間が終了する前に再登録手続きを行うことで、引き続き使用することができます。
再登録手続きを忘れると、登録が失効し、無線局を運用することができなくなるため、期限が近づいたら忘れずに手続きを行うことが重要です。
再登録手続きの詳細については、総務省や地域の電波管理事務所のウェブサイトなどで確認することができます。
デジタル簡易無線(免許局) の免許と更新
デジタル簡易無線(免許局)の場合は、免許の更新が必要です。
無線局免許の有効期間は一般的に5年間です。この期間が終了する前に、免許の更新手続きを行う必要があります。
免許の更新手続きは、有効期間が満了する3ヶ月前から1ヶ月前までの間に行うことが推奨されています。更新手続きを行わないと、免許が失効し、無線局を運用することができなくなります。
更新手続きの具体的な方法や必要な書類については、総務省や地域の電波管理事務所のウェブサイトで確認することができます。
免許がなくても デジタル簡易無線を使える裏技⇒「レンタル」
トランシーバーレンタル業者は、自社で無線局の免許を取得しており、その免許のもとで無線機をレンタルしています。
この場合、利用者は業者の免許の範囲内で無線機を使用することができます。
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まとめ
長期的に継続利用するなら免許または登録をし、トランシーバーを「購入」した方がよいでしょう。
短期間もしくは1年のうち2クールほどの利用や、緊急の手配であれば「レンタル」が圧倒的にメリットを感じられると思います。
用途や状況に合わせて適切な選択をしてトランシーバーを使いこなしましょう!