【2020年11月更新】ビジネスホンのヘッドセットが故障?よくある不具合とその対処方法
ビジネスホンでの通話を効率化してくれるヘッドセット。コールセンターを中心に、受付業務では日常的に目にするアイテムです。
一日中電話応対をされる方には、必須と言えるのではないでしょうか。
通話中に両手が空くので、通話しながらの入力作業や資料のチェックが可能となり、作業を効率化してくれます。
そんな便利なヘッドセットですが、長年使っていると、不具合が発生することが。
これは買い替えを検討すべきなのか、自分で対処できるものなのか…?
今回はヘッドセットに起こりやすい不具合と、買い替え前にチェックすべきポイントを、
有線・無線(ワイヤレス)ごとに分けてご紹介します。
目次
有線ヘッドセットによくある症状:相手の声が聞こえない/自分の声が相手に届かない
有線ヘッドセットで故障を疑う症状のほとんどが、相手の声が聞こえない/自分の声が相手に届かないというものになります。
突然使用できなくなったら困りますし、買い替えなければ、と焦ってしまいますよね。
でも、それは本当に故障なのでしょうか?
買い替えを検討する前に、以下のポイントをチェックしてみましょう!
カールコードが断線している
カールコードとは、受話器やヘッドセットを電話機に接続するための、くるくる巻いてあるコードのことを指します。
カールコードは消耗品なので、長年使っていると、経年劣化で断線することがあります。
また、見た目に問題がなくても、内部で断線している場合もあり、結果として通話ができなくなってしまうのです。
対処方法:カールコードを換える
試しに、別のヘッドセットのカールコードに差し替えてみましょう。
問題なく使用できたら、カールコードの断線からくる接続不良ということになります。
断線してしまったカールコードが原因の場合ですと、交換することでしか対処できません。
なお、交換するカールコードは単品でも購入が可能です。
<関連>ビジネスホンの基礎知識―「カールコード」の種類や交換時期について
ただし、専用のカールコードが必要な場合もありますので、交換の際には注意が必要です。
不安な場合はお気軽にお問い合わせください。
カールコードを見てみる(美品宣言★直販店舗:フラット屋へリンクします)
カールコードが抜けかけている
先述の通り、カールコードは消耗品です。
したがって、経年劣化で段々と汚れや破損が発生することも。
その症状のひとつとして、モジュラーのツメ部分が破損してしまうことがあります。
ツメ部分をモジュラージャックに引っ掛けて固定しているため、そこが破損してしまうと、
カールコードがビジネスホンのモジュラージャックから抜けやすくなってしまいます。
対処方法:カールコードをしっかり挿し直してみる
カールコードをしっかり挿し直してみましょう。
その状態で通話が可能だったら、カールコードが抜けていただけなので故障ではありません。
しかし、お客様との通話中にカールコードが抜けてしまうかも、と心配な場合には、これを機に買い替えを検討してもいいかもしれません。
マイクがミュートになっている
意外と見落としがちですが、ヘッドセット本体にはマイクのミュート(消音)機能がある機種も多く、それがオンになっているという可能性もあります。
これによって、自分の声が相手に届かない状態になってしまいます。
対処方法:ミュート解除する
使用中のヘッドセットのミュートボタンをチェックしてみましょう。
オンになっていたらオフに切り替えて、正常に使用できたら故障ではありません。
ミュートボタンの有無や方法についてはヘッドセットの取扱説明書等をご確認ください。
それでも直らない場合
ヘッドセット本体の故障や、購入したばかりのものであれば初期不良が考えられます。
ビジネスホン用の有線ヘッドセットは、電話機との相性によって使用できるもの、できないものがあります。
新しく購入する場合には、今使用している商品と同じものを探すか、専門業者にご自身のビジネスホンの型番を伝えて、対応している有線ヘッドセットを問い合わせるとよいでしょう。
ビジネスホンの「型番」は裏側にあります。
続いて、ワイヤレスヘッドセット(無線)によくある症状を見ていきましょう。
ワイヤレスヘッドセット(無線)によくある症状:通話が途切れる
ワイヤレスヘッドセット(無線)は、カールコードが必要なく、通話しながら席を離れ、作業をしながら会話できるメリットがあります。
しかし、通話が途切れやすくなるという症状がみられることも。
その主な原因としては、オフィスの環境が考えられます。
他の電波の干渉を受けて通信が不安定になってしまう
ワイヤレスヘッドセット(無線)を使用していると、途中で相手の音声が聞こえなくなることが。
この原因は、周辺にある電子機器からの「電波干渉」だと考えられています。
オフィスにあるさまざまな電子機器の中には、ワイヤレスヘッドセット(無線)と同様に電波を発するものがありますよね。
そのような機器から電波の干渉を受け、通信状況が悪くなってしまうのです。
以下のような電子機器が電波干渉を与える「干渉源」と考えられています。
・蛍光灯
・コードレス電話機
・ワイヤレスのプリンター
・ワイヤレスのビデオカメラ
・その他の無線LAN機器
対処方法①:再起動してみる
ワイヤレスヘッドセット(無線)に限らず、無線接続をしている機器になんらかの不調が起こった時、再起動することで問題が解決するケースもあります。
まずは一度再起動を試してみましょう。不具合を解消できるかもしれません。
対処方法②:使っていない電子機器の電源をオフにする
再起動をしてみても動作が不安定な場合は、周辺の電子機器から影響を受けてしまっている可能性があります。
可能であれば使っていない電子機器の電源をオフにしてみましょう。
電波干渉が少なくなり、通信が安定する場合があります。
それでも直らない場合
ヘッドセット本体の故障や、購入したばかりのものであれば初期不良が考えられます。
あるいは、電波干渉から受ける影響がどうしても大きいのかもしれません。
しかし、干渉源となる機器は、どれも会社で仕事をする上で必要なものなので、電源をオフにすることが難しい環境もありますよね。
どうしても改善されない場合は、思い切って有線タイプのヘッドセットに切り替えてみることをおすすめします。
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すべて試してみてもうまくいかず、買い替えが必要となるケースもあるかと思います。
しかしながら、ビジネスホン対応のヘッドセットを新品で購入すると、有線タイプは10,000円~20,000円、無線タイプは30,000円~45,000円と案外お値段が張ります。
「少しでもコストを抑えたい…!」
そんな方は【中古】のヘッドセットを検討してみてはいかがでしょうか。
新品で購入するよりもコストを抑えることができます。
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Jabra、plantronicsなどさまざまな種類をご用意しておりますので、ぜひ一度ご覧くださいませ。
まとめ
まずは自分で対処できないか試してみて、それでも直らない場合には買い替えを検討してみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、また次の記事でお会いしましょう!
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