ビジネスフォンが故障する原因と、悪化させないための対象法をご紹介!
ビジネスフォンが突然故障してしまうと、業務に大きな支障をきたします。原因を特定し、迅速に対処することが重要です。今回は、ビジネスフォンの故障原因と、素人でも対応できるトラブルシューティング方法について詳しく解説します。
目次
ビジネスフォンの故障原因
ビジネスフォンの故障にはさまざまな原因があります。
主な原因を以下にまとめました。
ハードウェアの故障
<物理的な損傷>
デバイスが落下したり、強い衝撃を受けると内部の部品が破損する可能性があります。
また、水や液体が内部に浸入すると回路がショートして故障の原因となります。
非防水タイプの電話機を、濡れた手で繰り返し使用すると部品の破損に繋がります。
<経年劣化>
長期間使用していると、内部のコンデンサーが劣化し、電源供給が不安定になることがあります。
<接触不良>
コネクタや内部配線が劣化して接触不良を起こすことがあります。
特にビジネスフォンのカールコードや機ヒモは日常的にデスクと擦れ合うため、消耗しやすいとされています。
<電源問題>
電源アダプタが故障すると、デバイスに電力が供給されなくなります。
<バッテリーの劣化>
バッテリーが劣化すると充電ができなくなったり、すぐに電池が切れるようになります。
主装置の場合は専用のバッテリー交換が必要です。また、バッテリーの他に副電池というボタン電池の交換が必要なケースもあります。バッテリーや副電池は基本的に本体を分解をしないと交換できないようになっており、専門の業者へ依頼する必要があります。
ソフトウェアの問題
<ファームウェアのバグ>
ファームウェアのアップデートが途中で失敗すると、システムが正常に動作しなくなることがあります。
<既知のバグ>
ファームウェアに既知のバグがある場合、特定の操作や条件でデバイスがフリーズしたり、再起動を繰り返すことがあります。
<設定ミス>
ネットワーク設定や通話設定が誤っていると、通話ができなくなったり音質が悪化することがあります。
ネットワークの問題
<接続不良>
ネットワークケーブルが断線していると、デバイスがネットワークに接続できなくなります。
<ネットワーク設定の問題>
同じIPアドレスが複数のデバイスに割り当てられていると、通信が正常に行えなくなります。また、インターネットサービスプロバイダ(ISP)側で障害が発生している場合、通信が途絶えることがあります。
環境要因
<温度や湿度>
高温や低温の環境で使用すると、内部の部品が劣化しやすくなります。
高湿度の環境では、内部に結露が発生して回路がショートすることがあります。
実際に、NECのビジネスフォン(DT-300シリーズ)では梅雨時期になると、ビジネスフォンのディスプレイが湿気により映らなくなってしまうという事例があります。この場合、ビジネスフォンの本体交換をする必要があります。
<電磁波干渉>
近くにある他の電子機器からの電磁波干渉により、通信が不安定になることがあります。
ユーザーの誤操作等
<誤操作>
ユーザーが間違った設定を行うことで、デバイスが正常に動作しなくなることがあります。
<メンテナンス不足>
定期的な点検やメンテナンスを行わないと、故障の兆候を見逃すことがあります。
なんだか調子悪いな?と気付いた場合、放っておかずに業者に問い合わせすることをおすすめします。
素人でも修理・復旧はできるのか?
例えばビジネスフォンの受話器の故障の場合、新しい受話器と交換すれば直ります。
機器の故障であっても、原因によっては主装置の再起動やケーブルの抜き差しで直る場合もあります。
しかし、故障している機器がこのケースに当てはまるかの判断は素人ではなかなか難しいのが現実です。
不良の原因が分からないまま強制的に再起動することによって、電話帳などのデータが消えてしまう場合や、正常だった箇所にも不良が発生してしまう可能性があります。
また、電話機が壊れているように見えても、実際は「ケーブルの断線」「主装置の故障」「ネットワーク不良」など思わぬ原因が隠れていることも・・・。
迷ったら早めにビジネスフォン工事業者に問い合わせしましょう!!
おすすめのビジネスフォン工事業者
電話工事ジャパン
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工事当日までの手配や、アフターフォローも充実しています。
また、修理やメンテナンスに必要な機器についても新品だけではなく中古品を選択することが可能です。
中古美品ビジネスフォン販売サイトであり、業界最大級の品揃えを持っている「テルワールド」の商品を使用するため、中古品でも1年保証が付属します。
問い合わせや見積は無料なので「とりあえず相談してみる」も問題ありません。
完全に故障してしまう前に早めのメンテナンスをして、ビジネスフォンの環境を整えましょう!