防水ビジネスホンを動画で検証!防水性能の正しい知識と耐水実験の結果とは?

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飲食店やホテルの厨房、介護施設など、水まわりと関わりが深い職場は意外と多いですよね。

そういう職場で精密機器を取り扱う場合、トラブルが起こらないように普段から気を付けていると思います。

しかし、どんなに気を付けていても、ふとした拍子に水をこぼしてしまうなどのアクシデントは起こるものです。

 

特に精密機械は、内部に水が浸入してしまうと、腐敗などの故障に繋がり大変危険です。

そんな危険を未然に防ぐ方法はないでしょうか。

 

それなら、「防水性能」がお勧めです!

 

ビジネスホンにも、防水性能を持った機種が年々増えています。

携帯電話等でも防水対応の物が多く発売されていることもあり、「防水」は一般的になってきていますが、ビジネスホンの防水性能はどのくらいのものなのでしょう。

 

今回は、そんな「防水性能」の基礎知識と耐久性についてご紹介していきます。

 

防水ビジネスホンの種類と役割とは?

そもそも「防水」というのは、外から水が入り込まないように加工することで、ビジネスホンでは【 置型電話機 】や【 コードレス電話機 】などに付加性能として実装されているケースがあります。

 

ただ、一口に「防水」と言っても、その精度はさまざまなのです。

間違った認識をされやすいため、注意が必要です。 

【 防水性能 】=【 完全防水 】ではありません。

 

防水性能には定められた基準テストをクリアした場合に与えられる等級(防水性能レベル)が存在します。

防水性能は生活防水と完全防水の2種類

防水性能には国際的に定められた規格が存在する!

防水性能がある電化製品などの製品カタログなどに【 IPX● 】などの英数字表示があるのをご存知でしょうか。

この英数字こそが、IEC(国際電気標準会議)で決められた「機器の保護性能を表す規格」なのです。

 

製品の中にはJIS規格(日本工業規格)と表記されているものもありますが、IEC規格とJIS規格はほぼ同じ条件となっています。IEC規格の場合は、【 IP 】と表記されます。

 

また、【 IPX 】という表記は、防塵性能の省略しているものです。

「IP●●」と表記のあるものは防塵性能と防水性能を表す表記で、「IPX●」は防水性能のみを表す表記となります。そのため、「IPX●」の場合は防塵性能に関するテストは行っていません。

 

では、その等級(保護レベル)とは、どのようなものなのでしょうか。

 

防水規格の保護レベル(等級)とは

防水の保護レベルは0~8等級の9段階に分かれています。

 

大きく分けると、防水等級【 0~6等級 】は、機器に水がかかった場合の保護度合を示しています。防水等級【 7~8等級 】は機器の水没に対する保護度合を示しています。

防水に関する保護内容が違うため、「 IPX5 / IPX7 」という表記をさせることも多くあります。

 

【 0級 無保護 】

防水ではない。特に保護されていない状態のもの。

 

【 1級 滴下する水に対する保護 】

鉛直に落下する水滴によって有害な影響を受けないレベル。

 

【 2級 15°傾斜した時に落下する水に対する保護 】

正常な取付け位置より15°以内の範囲で傾斜した時、鉛直に落下する水滴によって有害な影響を受けないレベル。

 

【 3級 噴霧水に対する保護 】

鉛直から60°以内の噴霧状に落下する水によって有害な影響を受けないレベル。

 

【 4級 飛沫に対する保護 】

いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けないレベル。

 

【 5級 噴流水に対する保護 】

いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響を受けないレベル。

日常的に水を扱う作業の方は、このレベルの保護等級が望ましいでしょう。

 

【 6級 波浪に対する保護 】

波浪または、いかなる方向からの水の強い直接噴流によっても有害な影響を受けないレベル。

 

【 7級 水中への浸漬に対する保護 】

規定の圧力、時間で水中に浸漬しても有害な影響を受けないレベル。

これは「水深1mで30分水没しても浸水した形跡がないこと」が条件なので、プールなどで使用する場合などには必要な防水レベルでしょう。

 

【 8級 水没に対する保護 】

製造者によって規定される条件に従って、連続的に水中に置かれる場合に適する。原則として完全密閉構造である。

水中に常時没して使用できるレベルだが、メーカーによって水深耐圧は異なるため、注意が必要です。

 

では実際の表記に関して、どのような意味を持っているのか。

例題を見ていきましょう。

 

「IPX5」という表記の場合

この場合、防水等級の【 5級 噴流水に対する保護 】のテスト済で、防塵性能のテストは行っていないもの。ということになります。

 

「IPX5/IPX7」という表記の場合

こちらは、防水等級の【 5級 噴流水に対する保護 】と【 7級 水中への浸漬に対する保護 】のテスト済で、防塵性能のテストは行っていないもの。ということになるのです。

 

 

ここで、ひとつ疑問が浮かび上がってきました。

「防水性能」って、本当に日常生活で使えるものなのでしょうか?

 

気になりますよね。

 

実際に起こりそうな状況を再現して、防水性能を試してみました。

この動画は日常で起こりうる水濡れ・水没状況の実験であり、動作の保証をするものではありません。

万が一の場合には、自己責任となりますので、ご注意ください。

 

 

※防水は一般的に、「常温(5℃~35℃)の真水・水道水」からの保護を想定しているので、今回のような熱湯や、不純物の混入した水は基本的に想定外(非推奨)なので、注意が必要です。

 

今回実験に使用した機器 NECの【 Carrity-NW 】

今回は「IP55 / IP57」等級の防水性能を搭載したNECの【 Carrity-NW 】を使用しました。

型式:Carrity-NW PS8D-NW(マルチゾーンデジタルコードレス電話機)(AI108-AXA)

中古美品価格 17,800円(税別)

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  • 人気のNEC製!シンプルなデザインで操作性の◎
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まとめ

精密機器にとって、水は故障の大きな原因のひとつです。

そのため、近年では多くの製品に「防水性能」が付加されています。

 

今後も、防水性能はより身近で重要な付加機能となっていくのではないでしょうか。

ただ、防水性能の機器だからといって、濡れた直後にフタを開けたり、推奨されていない使い方はしない方がよいでしょう。

内部に浸水するようなことが無いようにしっかりロックを確認してからご利用ください。

 

それではみなさま、快適なビジネスホンライフをお過ごしください。

 

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