SAXAビジネスホンの人感センサーを使った「セキュリティ機能」―実際に機能するのか実験してみた

       

       
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平成27年(2015年)から開始されたマイナンバー制度。
従業員のマイナンバーを社内管理することが義務化される事もあり、企業は社内セキュリティの強化・対策に追われています。
そういった事情もあり、セキュリティに対する世間の関心も高まっています。

しかし、セキュリティ機器を一式導入するとなると、100万円以上の導入コストが掛かってしまう、なんてこともザラにあります。

ご時世として、セキュリティは強化しなければいけないと分かっている反面、高額な導入コストに頭を悩ませている企業も多いはず。

あまり知られていませんが、ビジネスホンの中には、人感センサー機能が付いている機種があり、セキュリティ強化に一役買っている機種があるのです。

今回はその「人感センサー」がどのようなものなのか、また、その性能を検証した上で設定方法もご紹介していきます。

人感センサーを使った機能「セキュリティ」とは

ビジネスホンの「人感センサー」と言ったら、SAXAの「セーフティ機能」や「いらっしゃいまセンサ機能」が有名です。

SAXAのAGREA(HM700)シリーズで業界初、ビジネスホン本体に人感センサーを標準搭載しています。

無人のオフィスを見張り、不審者が侵入した場合、威嚇・通報をするセーフティ機能が話題になりました。それを皮切りに、PLATIA(PT1000)シリーズでも標準搭載するなど、サクサのビジネスホンには欠かせない機能となっています。

いったい、電話機のどこに「人感センサー」を搭載しているの分かりますか?

正解は・・・

ここにあるんです。

一見どこにセンサーを搭載しているの?と見落としてしまうくらい自然にビジネスホンのデザインの一部になっていますよね。

人感センサー付きのビジネスホンをオフィス退室時にセーフティモードにセットすると、人感センサーが自動的に作動します。

不審者を検知した場合、オフィス内に設置してあるビジネスホン全てがLEDランプを光らせ、大音量の威嚇音を鳴らします。
そして、事前に登録した携帯電話などへ通報するという仕様になっています。

通報時は電話機が自動でハンズフリー状態となるので、通報を受けた携帯電話などから、そのまま音声で威嚇することができます。
事前に登録できるのは最大で5番号。いずれかの登録番号が応答するまで通報が継続されるのです。

すごい便利な機能ですよね。

ビジネスホンを導入、買い替えするなら人感センサー付きにしてみてはいかがでしょうか!

と、オススメしたいところなのですが、ここで1つの疑問が浮かび上がりました。

果たして、実際にちゃんと検知するのだろうか?
簡易的なものっぽいし、何とか工夫して潜り抜けることはできないだろうか?

気になりますよね。(笑)

ということで、実際にオフィスを再現して、セーフティモードを体験してみました

今回は、実際によく見かけるようなオフィスの一角を再現し、サクサAGREAシリーズ(HM700)の「TD615(W)」という機種で検証します。

このオフィスの先の扉まで到達したら、ミッションクリア!

果たして人感センサーに打ち勝つことができるのか!?

気分はまさにル●ン三世!

「お宝は頂いていくぜ!とっつぁ~ん!」

はい、ということで、それではさっそく作戦会議です!

「慎重にゆっくり歩いたら、反応しないんじゃないか」

「いや、逆に全速力でいったらどうかな・・・」

「匍匐前進してみたらセンサーから身を隠せるんじゃ・・・」

「センサーから身体をガードするものがあったらどうだろう・・・」

様々な案が出ました。

それではどんな結果になったか、ここからは「動画」でお送りします。

ミッション:セーフティ機能を潜り抜けろ!

※動画をご覧になる際は、音量にご注意ください。

結果とまとめ

さすが「セーフティ機能」というだけあって、万全のセキュリティでした。

人感センサーを利用する際の注意点としては、ディスプレイの表示画面の向きがポイントとなります。

極端に天井や床を向いていると検知しないこともありますので、セーフティモードを作動する場合は、ディスプレイの向きに気を付けましょう。

モードを設定した後にディスプレイをずらしても検知されるので安心です。
ディスプレイを立てると広い範囲で検知することができるのでオススメです。

今回の実験により、ビジネスホンのセキュリティ機能は、「簡易的なもの」という印象から、「しっかりしたセキュリティ」という認識に変わりました。

セキュリティ強化に注目が集まっている今、事業所の規模に関係なくちゃんと防犯対策を行っていきたいですね。

補足:セーフティモードの設定方法と解除方法

こちらも参考にして、設定を行ってください。

なお、この設定方法は事前にデータ設定の工事が必要です。
データ設定の工事を行っていない場合、セキュリティモードを使用することはできません。
事前のデータ設定は、専門的な知識が必要ですので、必ず工事店へ依頼をしてください。

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