ビジネスホンはどう選ぶ?メーカーの特徴徹底解説!【環境別おすすめメーカーも】

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オフィスで使われている電話機、「ビジネスホン」。
電話業務を効率化する多くの機能が搭載されており、それらを使いこなすことで業務を円滑に処理していくことができます。

家庭用電話機からの買い替えなどで、ビジネスホンの購入を検討している方もいるのではないでしょうか。

ビジネスホンを導入する際には、利用環境に照らし合わせて選択する必要があります。

とはいえ、ビジネスホンメーカーは多数存在し、製品も多種多様。
これから導入しようにも「どれを選べばいいのかわからない!」と悩んでいる方もいるのではないかと思います。

そこで今回は、ビジネスホンの選び方というテーマでお届けします。

ビジネスホンを選ぶ軸各ビジネスホンメーカーの特徴ケース別おすすめメーカーについて解説していますので、ビジネスホン選びで困っている方はぜひ参考にしてください。

ビジネスホンを選ぶ軸とは?

先述のように、ビジネスホンメーカーは多数存在し、そこから多くの種類のビジネスホンが製造されています。

その中から自社にぴったりなビジネスホンを選ぶには、選択の軸を知っておくと便利です。

そこで、ここではビジネスホンを選ぶための4つの軸について解説します。

台数・チャネル数を決める

まずは自社の環境から、ビジネスホンの台数同時通話数を決めましょう。

ビジネスホンの台数は、社員のデスクと同じ数を用意するのが一般的です。
しかし、外勤の社員が多く、携帯電話を持ち歩いていることが多いなどのケースでは、この限りではありません。

このように、自社環境によって適正台数が変わる場合もありますので、よくわからないという場合には業者に相談してみることをおすすめします。

ビジネスホンの台数が決まったら、必要なチャネル数を決めましょう。
「チャネル数」とは、同時に通話できる数のことを指します。

たとえば、通話対応中に別の着信があった場合、チャネル数が2つ以上あれば「通話中」とならず、ほかの社員が通話対応することができます。

チャネル数は、一般的に設置している電話機台数の1/3程度で十分でしょう。

しかし、コールセンターなどの場合はまた変わってきますので、こちらもわからない場合には業者に相談してみることをおすすめします。

予算から選ぶ

ビジネスホンの価格は、電話機の数やチャネル数など、利用が想定されるオフィスの規模によって変動はありますが、決して安い買い物ではありません。

新品で購入するほかにも、初期費用を大幅に抑えられるリースや、導入コストを削減できる中古品という選択肢もありますので、予算に合わせて適切な導入方法を考えましょう。
<関連>ビジネスホン「新品」「中古」のメリット・デメリット-価格・品質・保証・機能を比較!

機能から選ぶ

ビジネスホンには、業務を効率化してくれるさまざまな機能が搭載されています。
メーカーやその機種独自の機能というものもありますので、仕事をする上で必要な業務から導入するビジネスホンを選択するのもひとつです。

ビジネスホンの便利機能としては以下のようなものがあります。

・留守電   ・音声自動応答  ・自動折り返し
・着信拒否  ・停電対策    ・通話内容を保存

メーカーで選ぶ

「電話といえばNTT」と思われるかもしれませんが、ビジネスホン市場には多くのメーカーが進出しており、各メーカーの特徴を色濃く反映したビジネスホンがリリースされています。

メーカーごとの特徴を把握し、自社の意向に沿ったメーカーを選ぶのもひとつの方法です。

そこで、次項では代表的なビジネスホンメーカーの特徴を解説していくとともに、各メーカーが誇る人気のビジネスホンをご紹介していきます。


おすすめのビジネスホンメーカー6選!

NTT(エヌティーティー)

中小企業向けのビジネスホンから、多くの回線が必要になる大企業向けのビジネスホンまで、豊富なラインナップを取り揃えているのがNTTです。

通信事業で長い歴史のあるNTTブランドの人気はビジネスホン市場でも根強く、信頼性が高いことから非常に多くのユーザーに選択されています。

流通量も多いことから、生産終了後の機種でも中古市場で見つけやすいというのも特徴のひとつです。

また、NTTのビジネスホンは対応できる工事業者の数も多いため、急な電話障害でも比較的対応してもらいやすいのも嬉しいポイントとなっています。
<関連>摩訶不思議?!NTTビジネスホンの7つの特徴

NTTビジネスホンのおすすめ機種
αN1シリーズ

αN1は、スタイリッシュなフォルムと高い操作性が人気のシリーズです。
NTTならではのバス・スター配線での接続のほか、LAN配線によるIP電話機接続にも対応しています。

さらにαN1には転送機能が6つも搭載されており、シーンによって使い分けることで業務効率をアップさせてくれます。
<関連>【新発売】NTTより「αN1タイプS/M」が登場!

SAXA(サクサ)

ビジネスホンメーカーとして開発・製造まで手掛けるサクサ
洗練されたシンプルなデザインは、さまざまなオフィス環境に馴染むため、人気があります。

サクサの電話機にはユニバーサルデザインが採用されており、どんな人にも使いやすいようにボタンの大きさや配置、色などが配慮されている点がポイントです。

通話をさかのぼって録音できる「さかのぼり録音」や、「通話録音」などの便利な機能を標準搭載しています。

さらに、人感センサーを標準搭載しており、セキュリティ対策ができるという付加価値も。

「ビジネスセーフティ機能」をオンに設定することで、無人のオフィスを見張り、万が一不審者を検知した場合にはサウンドやLEDライトで威嚇し、通報先へ異常を知らせてくれます。

セキュリティ対策が求められる現代社会には便利な機能ですね。
<関連>SAXAビジネスホンの人感センサーを使った「セキュリティ機能」―実際に機能するのか実験してみた

サクサビジネスホンのおすすめ機種
PLATIAⅡシリーズ

PLATIAⅡシリーズは、最大16台接続可能なStandard、72台接続可能なProfessional、288台接続可能なUltimateというラインナップがあり、会社の規模や用途によって選択できます。

また、PLATIAⅡからの新機能として、スマートフォン向けアプリ「MLiner(エムライナー)」が追加されたことも大きな特徴です。

MLinerは多機能電話アプリとなっており、外出中でも社内でビジネスホンを使用するのと同じようにスマートフォンで発着信できます。

小型で置き場に困らないサイズ感なので、机上に設置しやすいのも嬉しいポイントです。

NEC(エヌイーシー)

国内最大級のコンピュータメーカーであるNECからも、ビジネスホンが製造されています。

NECビジネスホンの強みは、その拡張性の高さにあります。

他メーカーの場合、主装置のサイズによって繋げられる電話機の台数が変わるため、電話機を増設したいときにはサイズの大きい主装置を買い直さなければなりません。

NECの場合は、主装置の架を増設することで接続する電話機の台数を増やすことができます

増設架は最大3台まで増設でき、基本架と合わせて4台まで増やすことができます。
サイズの大きい主装置に買い替えるよりも安価であるため、中小企業から大企業まで幅広く選択されています。

さらに、スマートフォンを内線化できるモバイルリンク機能を標準搭載しており、リモートワークや外出の多い環境でも使いやすく活躍してくれます。
<関連>ビジネスホンと携帯電話(スマホ)を連動させる機能、「モバイルリンク」のケータイ内線化で業務効率化!

NECビジネスホンのおすすめ機種
AspireUXシリーズ

AspireUXは、コールセンターでの業務に特化した機能性が人気を誇っています。
外線着信をオペレーターの待機時間から自動的に振り分ける機能を搭載しており、一人に負担を集中させません。

また、オフィス内にあるドアホンやカメラなどの通信機器とビジネスホンを連動させ、取次業務を効率化してくれます。

NAKAYO(ナカヨ)

ビジネスホンを中心にさまざまな情報通信機器をリリースしているナカヨ
モダンで薄手なデザインが人気で、さまざまなオフィスで使用されています。

多様な機能を搭載しているビジネスホンですが、ナカヨはあえて必要最低限の機能に絞っていることが特徴です。
そのため、シンプルな操作性で、誰にでも使いやすい電話機を多く取り扱っています。

そのデザイン性や機能性の高さを買われ、ビジネスホン業界でも大手であるNTT日立のビジネスホンの製造も担っています。

ナカヨビジネスホンのおすすめ機種
NYC-Siシリーズ

ナカヨのおすすめは、Siシリーズです。

前世代の機種であるNYC-iFシリーズの電話機から10gの軽量化に成功しており、よりスリムな仕様になっています。
デスクで場所を取らないので設置しやすいのがポイントです。

7色のLEDライト、11種の着信メロディを選択でき、発信者を視覚的に識別できます。

岩通(いわつう)

「環境にやさしい電話機」というのは、なかなか聞きませんよね。

情報通信機器を中心に事業展開する岩通のビジネスホンは、電話機を使用していない時の待機電力を大幅に削減できる省エネ設計になっています。

せっかく導入するなら、エコな製品を使いたいという方におすすめです。

岩通ビジネスホンのおすすめ機種
LEVANCIO(レバンシオ)シリーズ

レバンシオシリーズの電話機は、エコモードに設定することによって最大約76%の電力カットができます。
終業後など使用しないときには節電できるのが嬉しいですね。

さらにナースコールホテルシステムとの連携にも対応しているため、さまざまな環境下で活躍するビジネスホンです。

Panasonic(パナソニック)

もともとは家電メーカーとして知られているパナソニック
昔から「ユーザビリティ」に優れた製品を展開してきましたが、そのノウハウを活かして誰にでも使いやすいビジネスホンを製造しています。

また、パナソニックはIP電話機の開発に特別力を入れています。
ネットワークを駆使することで柔軟なビジネスホン環境を構築しやすいところが大きな魅力と言えるでしょう。

パナソニックビジネスホンのおすすめ機種
IP-OFFICEシリーズ

現在のパナソニックで「主力」となっているのが、こちらのIP-OFFICEシリーズです。

起業して間もない小規模な会社に向けて作られていることもあり、導入コストを抑えられる点がIP-OFFICEの嬉しいところです。

さらに、公衆IP電話サービスを活用することで、同一契約者間の通話料金を定額で利用できるため、月々の使用量を大幅に削減できます。

また、オプションでナースコールやホテルシステムと連動させることができるなど、幅広い場面で活用される電話機です。


ケース別おすすめメーカー

各メーカーの特徴とおすすめ機種について解説してきました。
なんとなく各メーカーのイメージが湧いてきたでしょうか?

ここからは、さらに大企業中小企業コールセンター向けのメーカー、
またコストパフォーマンス重視電話機のデザイン重視のメーカーというカテゴリに分けて解説します。

自社の環境や、重視したいポイントと照らし合わせて、ぜひ選定の際の基準としてお役立てください。

大企業向け

大企業に向けておすすめしたいビジネスホンメーカーはNTTNECです。

NTTは、黒電話の時代から通信事業に携わっていたこともあり、ビジネスホン業界の中で最もポピュラーな存在です。
最大で576台の電話機を接続できるという拡張性の高さが大企業におすすめのポイントです。

人数が多く、異動も頻繁に行われるような大企業では、NECのビジネスホンもおすすめです。
主装置の架を増設することで手軽に電話機の台数を増やせるため、拡張が比較的容易、コストパフォーマンスにすぐれている点が大企業向けと言えるでしょう。

中小企業向け

ビジネスホンメーカーの中では、サクサパナソニックが中小企業向けと言えます。

サクサは標準搭載されている機能が豊富ですが、その割に安価であるため、コストパフォーマンスにすぐれた製品を導入できます。
社員のスマートフォンにアプリを導入することで内線化できるため、初期費用を抑えたいスタートアップ企業にもおすすめしたいメーカーです。

パナソニックのビジネスホンは、最大288台の電話機を接続できるため、増設が見込まれるスタートアップ企業から中小企業まで幅広くおすすめできます。
こちらもサクサ同様、導入しやすい価格帯ながら、夜間・休日の留守番応答機能や自動転送機能を搭載している機能性も魅力です。

コールセンター向け

コールセンター向けのビジネスホンをお探しの方にはNECをおすすめします。

NECのビジネスホンには、受話器用の端子のほかに、ヘッドセットを挿すための専用端子が用意されています。

他メーカーの電話機のほとんどは受話器用端子のみの搭載ですので、シーンによって受話器とヘッドセットを使い分けられる点が便利です。

また、NECのビジネスホンには、コールセンターの業務を円滑にするための機能が多数搭載されています。

待機時間が長いオペレーターに自動的に通話を振り分ける待機時間優先ルーティングや、


【待機時間優先ルーティング】

内線番号などの音声案内を流して、お客様に番号をプッシュしてもらうことで通話を振り分けられるオートアテンダント機能など。


【オートアテンダント機能】

多くのコールセンターでNECのビジネスホンが使用されていることもあり、コールセンター向きだと言えます。

コストパフォーマンス重視

「コストパフォーマンスに優れた電話機がいい」という方には、ナカヨ岩通をおすすめします。

ナカヨのビジネスホンは、価格がリーズナブルながら、ナンバーディスプレイ対応ボイスメール機能標準搭載と基本的な機能をきっちり備えているのが嬉しいポイントです。

また、インテリアの邪魔をしないシンプルなデザインにも定評があり、どのようなオフィス環境にも馴染みやすいデザインと言えます。

岩通は、ビジネスホンメーカーの中で最もリーズナブルな製品を提供しています。

それでいてボイスメールシステム標準搭載、IP網を構築することで拠点間通話が無料で使用できるなど、高機能な点が魅力的。
エコモードに設定することで消費電力を削減でき、電気代の節約にも大きく貢献してくれます。

デザイン重視

「せっかくオフィスに置くならデザイン性の高いものがいい!」という方におすすめしたいメーカーはサクサナカヨです。

サクサのビジネスホンは、他のビジネスホンと比較すると薄型でコンパクトなので、デスクの上で場所を取らないという特徴があります。
ボタン配置もわかりやすく、どのような雰囲気にも馴染むデザインが魅力的です。

ナカヨは、2013年にグッドデザイン賞を受賞したiFシリーズを含め、デザイン性の高い電話機を多く取り揃えています。
すっきりと洗練されたボディは、デザイン性に優れたビジネスホンをお探しの方にぴったりです。

【2013年にグッドデザイン賞を受賞したNYC-12iF-SDW】




環境に合ったビジネスホンを選択しましょう

ビジネスホンの選び方について解説しました。

初めてビジネスホンを導入する場合には、たくさんの選択肢があり、迷うことも多いかと思います。

ビジネスホンを選ぶには、オフィスに置くにあたって必要な要素を見極めることが重要であり、その要素はオフィス環境によってさまざまです。

ぜひ当記事を参考に、その要素を絞ってみてください。

皆さんのビジネスホン選びが成功することを願っています。


最後までお読みいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!


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