ビジネスホンはなぜ高額なの?その理由と安価に導入する方法を解説!
会社での電話業務を効率化してくれるツール、ビジネスホン。
家庭用電話機よりも豊富な機能を搭載していることもあり、多くのオフィスで活用されています。
そんなビジネスホンですが、システム一式を新品で揃えるとなると、結構な値段が張ります。
導入を検討する際、業者からの想定以上の見積価格に驚いた方もいるのではないでしょうか。
「ビジネスホンはなぜこれほどまでに高いのだろう?」
と、疑問に思いませんか?
そこで今回は、ビジネスホンが高額になってしまう理由と、安価に導入する方法を解説していきます。
ビジネスホン導入に二の足を踏まれている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ビジネスホンが高額である理由
先述のように、ビジネスホンシステム一式を新品で揃えたい場合、かなりお値段が張ります。
具体例を挙げますと、こちらのビジネスホン3台セットの新品市場価格は458,590円(税込)となっています。(美品宣言2021・2019年12月調べ)
想定以上の価格だと感じる方もいるのではないでしょうか。
こちらは一世代前の機種ですが、最新機種となるとさらに割高となります。
これだけ高額となる理由としては、電話機本体だけではなく、システムの核となる主装置とビジネスホンの設置工事が必要であることが挙げられます。
主装置の価格設定
ビジネスホンが高額である理由のひとつとして、主装置の価格が挙げられます。
主装置とは、外線と内線、または内線間の制御を行う小型の交換機のことを指します。
主装置を設置しない家庭用電話機ですと、1つの電話回線に対して1台の電話機を紐づけるため、電話機は1台しか使えません。
それに対して、ビジネスホンの場合は、1つの電話回線に複数の電話機を接続することができます。
これを可能にしているのが主装置であり、少ない回線を多数の電話機で共有することで高額な外線コストの削減を実現させています。
ビジネスホンを利用するには、電話機だけではなく、主装置を設置しなければ使用することができません。
ビジネスホンと主装置はセットであると考えるとよいでしょう。
また、主装置はビジネスホンのさまざまな機能を制御・拡張する役割を担っており、ボイスメール、留守番電話、ドアホンやナースコールなどのシステムとの連携など、主装置に追加機能を付していくことによってビジネスホンの大幅な機能拡張を図れます。
そのような側面から、主装置はコストが高く設定されており、種類にもよりますがおよそ20~80万円が主装置の価格相場となっています。
このような価格設定から、主装置が費用負担の多くを占めていると言えるでしょう。
工事費用が掛かる
ビジネスホンを設置するには、さまざまな工事をしなければなりません。
具体的には、以下のような工事が必要となります。
・電話回線工事
屋外の電話回線をオフィスに引き込む
・電話配線工事
主装置とビジネスホンを配線で接続する
・電話機設定工事
主装置、電話機の設置、主装置の設定をする
このように、複数の工事を依頼する必要があり、想定以上の金額がビジネスホンの導入する際に必要になってきます。
ビジネスホンを安価で導入する方法
ビジネスホンが高額である理由を見てきましたが、やはり少しでもお安く導入できたら嬉しいですよね。
ビジネスホンを安価に導入するには、いくつかの方法があります。
リース契約をする
リースとは、リース会社がビジネスホン設備の一括購入費用を負担し、使用者は月々のリース料金を支払っていくシステムです。
決められた期間内で少しずつ支払いを行うため、一度に多額の負担がかからず導入しやすい点が魅力だと言えるでしょう。
初期費用を削減しつつ、新品ビジネスホンを使用したい方におすすめです。
リースについては、以下の記事でも詳しく解説しています。
<関連>ビジネスホンのリース契約の仕組みとは?メリットとデメリットを徹底解説!
ビジネスホンレンタルを活用する
初期費用を削減するには、リース以外にレンタルを活用するという手段もあります。
リースの場合は、平均的に3~7年とビジネスホンを使用できる期間が決められており、原則途中解約ができません。
それに対して、レンタルなら必要な時に借りる、不要になったらいつでも返却することが可能です。
リースと違って期限がありませんが、その分料金はリースよりも高めに設定されているケースもあるため注意しましょう。
長期間の使用というよりは、導入を迷った際のお試しなど、一時的な利用といったシーンで活躍するサービスだと言えます。
中古ビジネスホンを選択する
中古ビジネスホンの魅力は、なんと言ってもコストを大幅に抑えられる点です。
新品よりも安い価格で導入することができます。
さらに、メーカーでの生産・サポートが終了してしまい、入手しづらくなった古い機種でも、中古市場であれば見つけやすく、安価で導入できるといったメリットも。
販売終息している機種の場合、メーカーに相談すると、主装置・電話機を含めたシステム全体の入れ替えを推奨されることもあり、一、二台だけ故障や劣化で買い替えたいといったケースではコストパフォーマンスに欠けます。
中古品であれば、メーカー終息品でも電話機数台だけ、主装置だけ、といったフレキシブルな選択ができ、低コストでの入手が可能です。
その代わり、メーカー保証が付かない・外観に多少のキズや汚れが残っている可能性があるといった点がデメリットと言えるでしょう。
コスト削減を一番に考えたら、中古ビジネスホンを検討してみてもいいかもしれません。
<関連>ビジネスホン「新品」「中古」のメリット・デメリット-価格・品質・保証・機能を比較!
工夫次第でビジネスホンを安価に導入できます
ビジネスホンが高額である理由、安価に導入する方法について解説しました。
ビジネスホンシステム一式を新品で揃えると、主装置・電話機の購入費用や、設置工事の費用などが積み重なり、高額になりがちです。
初期費用を抑えられる「リース」や気軽に試せる「レンタル」、安価に購入できる「中古品」などを活用して、低コストでビジネスホンを導入してみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それではまた次の記事でお会いしましょう!
◆お問い合わせフォーム
この記事に関するご質問やご相談は、以下のフォームへお気軽にお問い合わせください。
通常、お問い合わせへのご返信は2営業日以内を心がけております。
数日経過いたしましても返信がない場合は、ご入力いただいたメールアドレスに間違い、又はお客様のメールサーバーなどにより自動的に「迷惑メール」として格納または削除された可能性がございます。