NTTビジネスホン独自の概念「電力係数」ってなに?

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NTTビジネスホンには、「電力係数」というNTT独自の概念があります。

電力係数って何?どういう計算方式なの?といった、電力係数について今回は見ていきたいと思います。

 

電力係数とは?

電力係数とは、「電話機1台あたりに消費する電力量」を数値化したものです。

接続する全ての電話機・コードレスアンテナの電力係数値が制限値を上回った場合、ユニットの増設、もしくは主装置の交換が必要となります。

 

電力係数一覧表

NTTのαNXシリーズで例を見ていきましょう。

下記はスター配線方式の機種型番ですが、バス配線方式でも同様です。

 

参考:NTTビジネスホンの「スター・バス・LAN」などの配線方式って何?(http://bibibiphone.com/archives/1885

電力係数が1のもの

【標準電話機】 NX-(18/24/36)STEL-(1)

 

【停電電話機】 NX-(18/24)IPFSTEL-(1)  NX-(18/24)APFSTEL-(1)

 

【録音電話機】 NX-(24)RECSTEL-(1)

 

【防水電話機】 NX-(24)WPSTEL-(1)

 

【マルチゾーンコードレスアンテナ(1ch )】

NX-DCL-S(1)CS-(1)(M)  NX-DCL-S(1)CS-(1)(S)

 

【シングルゾーンアナログコードレス電話機】 NX-ACL-SET-(1)

 

電力係数が1.5のもの

【コンソール】 NX-SCONS-(1)

 

電力係数が2のもの

【マルチゾーンコードレスアンテナ(3ch)】

NX-DCL-S(3)CS-(1)(M) NX-DCL-S(3)CS-(1)(S)

 

【単体電話機アダプター】 NX-SSLAP-(1)

 

電力係数が2.5のもの

【カールコードレス電話機】 NX-24CCLSTEL-(1)

 

電力係数計算方式

基本ルール

以下の基本ルールさえ理解できれば、簡単に計算ができます。

ユニット「※NXSM-SU-(1)」1枚あたり: +10の電力供給

※NXSM-SU-(1)…多機能電話機を10台収容可能なユニット(スター)

 

・電話機1台あたり上記の「電力係数一覧表」に記載の電力供給(-1~2.5)がマイナスされます(例:NX-(18)STEL-(1)なら「-1」)

・トータルしてマイナスになった場合はNXSM-SU-(1)を追加します。

・なお、NX【S】主装置には、NXSM-SU-(1)は1枚のみ実装可能

・また、NX【M】主装置には、NXSM-SU-(1)は3枚のみ実装可能

 

◆計算の具体例

ケース① 

主装置「NX【S】」に電話機「NX-(18)STEL-(1)」を10台接続する場合

<ユニット>

NXSM-SU-(1)  『 電力係数+10 』

<電話機>

NX-(18)STEL-(1)  10台 『 電力係数-10 』

 

電力係数合計:±0

利用可能です「◯」

 

 

ケース② 

主装置「NX【S】」に電話機「NX-(18)STEL-(1)」を8台、「NX-(24)CCLSTEL-(1)」を1台接続する場合

<ユニット>

NXSM-SU-(1)  『 電力係数+10 』

<電話機>

NX-(18)STEL-(1)  8台 『 電力係数-8 』

NX-(24)CCLSTEL-(1) 1台 『 電力係数-2.5 』

 

電力係数合計:-0.5

利用不可能です「×」

 

 

ケース③ 

主装置「NX【S】」に電話機「NX-(18)STEL-(1)」を5台、「NX-DCL-S(3)CS-(1)(M)」を1台と「NX-DCL-S(3)CS-(1)(S)」を1台接続する場合

<ユニット>

NXSM-SU-(1)  『 電力係数+10 』

NX-(18)STEL-(1)  5台 『 電力係数-5 』

NX-DCL-S(3)CS-(1)(M) 1台 『 電力係数-2 』

NX-DCL-S(3)CS-(1)(S) 1台 『 電力係数-2 』

 

電力係数合計:+1

利用可能です「◯」

 

まとめ

・電力係数とは「電話機1台あたりに消費する電力量」を数値化したもの

・電力係数が上限値を上回る場合は、ユニットの増設、もしくは主装置の交換が必要

基本ルールさえ理解できれば、簡単に計算する事ができますので、電力係数を見ながら、計算してみてはいかがでしょうか。

 

 

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